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3月14日【木】~SAEKI QUEST2.0の活動プランを佐伯中学校にて発表~
3月14日(木)、佐伯高校生の代表の生徒たちは探究学習におけるそれぞれの活動プランを、 佐伯中学校の1年生の前で発表しました✨
アットホームな放課後教室を開く
こちらの生徒は、放課後にひとりでいる子どもをなくしたいと、放課後教室を作ることを課題に設定しました。 彼女は子供のころから、佐伯には学校以外に子供たちのコミュニケーションの場がないと、放課後に寂しさや暇をもてあましていたそう。この課題を解決すれば、保護者の負担も減ると話す。 この放課後教室では勉強してもいい、遊んでもいい。好きなことをして過ごせる場所を目指します。 発表の最後には放課後教室ができたらぜひ来てくださいと締めくくりました!(^^)!
プロジェクトS (地域貢献)
こちらの生徒は地域の方々のお手伝いを行うことを課題に設定しました。 人から感謝されることに喜びを感じると気がついた彼女は、直接感謝されるテーマを課題設定に選びました。 具体的な案は現在模索中で、小中学校や介護施設を舞台に、みんなで一緒に何かを取り組めるような内容を考えています。地域の方へ困りごとのアンケートも取る予定で、地域に寄り添った内容を検討しています。 発表の最後には一緒に活動をしてくれる中学生を募集していました(^O^)!
地域の民話や文化を伝えて残すにはどうすればよいか
こちらの生徒は、地域の民話や文化についての知識を、深め広めることを課題に設定しました。 彼は昔からおとぎ話が好きで、また、人の情緒と自然の関係性が気になったことからこちらの課題設定を決めたそうです。 民話に出てくる伝説由来の場所は観光資源にもなり、佐伯では重なり岩がそれにあたるそうでうです。このような民話を広げることで文化や地域を守ることにも繋がると話します。 今後の活動では、小学校や保育園で民話の読み聞かせを行い、デジタル機器を使った解決案も考えています!
佐伯の生き物
こちらの生徒は生き物が好きで佐伯の生き物を調べることを課題に設定しました。 彼はとにかく生き物が好き!特にカエルなどの両生類が大好きで、佐伯には世界で一番大きな両生類「オオサンショウウオ」や天然記念物となっている「モリアオガエル」などが生息していることに目を付けました。 まずは、佐伯地域の生き物を観察して自身の知識を広める計画を立てています。中学生からの「もっと調べたい生物はいますか?」という質問に、今後は植物も調べて生き物との関連性も調べられれば面白いかなと思っています。と話していました(^-^)
金 (Money)
こちらの生徒は、お金についてを課題に設定しました。 お金を稼ぐためにはどうしたらいいのか?と考えたとき、社会的に役に立つことで必要とされ、現実的にできることを実現していくことが重要だと考えつきました。 具体的には、遠隔操作を可能にするDXを活用した探究と連携しながら、野菜の水耕栽培と魚の育成を組み合わせることで半永久的な循環施設を作ることを計画しています。その結果、農業の人手不足が解消され、地域の特産品が残せることを目指しています!
この度からSAEKI QUEST2.0は新しいやり方を取り入れており、生徒たちはひとりひとりが自由に発想した課題設定をそれぞれで決めています。その分、自分事として真剣に取り組んでいますが、自身で考える力が以前に増して必要になっており、その中でこれだけの考えをカタチにし、堂々と発表している生徒たちを見ると本当に立派なものだなぁと感心してしまいます。今後の生徒たちのますますの活躍に期待したいと思います!
「やりたい!」をカタチにできる学校。 🌸佐伯高校は、「全員主役」を合言葉に、多様な活動に取り組んでいます🌸
地域支援員 佐伯高校魅力化担当 稲田
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