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英語と異文化にふれる時間――『旅する教室』のご紹介
佐伯高校と連携して市が実施している無料の公営塾「道秀(どうしゅう)」では、さまざまなテーマに沿って学びを深める講座が行われています。その中のひとつ、「旅する教室」は、異なる世界や文化に触れることで自分自身への理解を深め、視野を広げる学習を行っています。授業では、「間違っても大丈夫!」という温かい雰囲気の中で、英語を積極的に話すことで、英語でコミュミケーションを取る楽しさを学んでいます。



現在は少人数で行われており、生徒一人ひとりの興味やレベルに合わせて学べるのも魅力のひとつです。たとえば、外国人との会話で実際に困ったシチュエーションを英語で練習したり、海外で親しまれている英語ゲームを使って楽しく学んだりと、日常の中で“使える英語”を身につけています。 さらに人気の時間が「もぐもぐタイム」🍪 海外のお菓子を味わいながら、五感で異文化を体験します。まずは「Do you have any allergies?(アレルギーはありますか?)」という会話から始まり、英語のラベルを読み取って原材料を確認。「どんな味がするんだろう?」と想像しながら実際に食べる体験は、まるで小さな海外旅行のようです。 講師はハワイ出身のMitchell(ミッチェル)先生。 ハワイやアメリカ本土に暮らすご家族の話、現地の学校や生活の違いなどを交えながら、リアルな英語と文化を教えてくださっています。先生の明るい人柄とユーモアに、生徒たちの笑顔が絶えません。

「旅する教室」は、英語を“勉強する”だけでなく、世界の人や文化を“感じる”場所。
ここでの経験を通して、英語に自信を持ち、将来の夢や興味を広げていく生徒が増えることを期待します。
佐伯高校魅力化担当 地域支援員 稲田

