《佐伯高等学校》公営塾「旅する教室」

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~公営塾「旅する教室」特別講座~

市では、佐伯高校と連携して「道秀」という無料の公営塾を行っています。
その中のひとつ、「旅する教室」は、異なる世界や文化に触れることで自分自身への理解を深め、視野を広げる学習を行っています。さらに、間違っても良い雰囲気の中、英語を積極的に話すことで、英語でコミュミケーションを取る楽しさを学んでいます。

この度、はつかいち外国人相談センター(廿日市市国際交流協会内)の講師の方を招き、全3回の特別講座を開きました。
第1回の講座は、以前JICA海外協力隊で活動しておられた方から、海外で働く方法必要なモノについて話を伺いました。講座は、クイズやグループワークを交えて進められ、生徒の中から「敬意」や「自信」などが海外では必要なモノではないか、という意見がありまた。また、「写真」や「国に対する理解度(自国を含む)」なども必要なモノだという意見があり、自分のいる環境の外に出るためには、自身のことを表現できるようになる必要性も認識しました。

第2回の講座は、アメリカの大学に留学し、生活をしていた経験を持つ方から、留学について話を伺いました。卒業後、海外留学を考えている生徒に対し、費用や学ぶ方法など、具体的な内容を詳しく説明していただきました。

第3回の講座は、フィリピン出身の方から、フィリピンについて話を伺いました。知っているようで知らないフィリピンの魅力や、英語や技術をフィリピンで学んだ後、世界で活躍する方法について紹介していただきました。フィリピンの大学では、他の国と比べて安価でいろいろなことが学べ、国際的な資格も豊富に取得できるそうです。そして、最後はみんなでバンブーダンスに挑戦しました。バンブーダンスは長い竹を用いたフィリピンなどに伝わるダンスです。

全3回を通して、楽しく学べた今回の特別講座。


はつかいち外国人相談センター(廿日市市国際交流協会内)の先生方、ご協力いただき誠にありがとうございました。公営塾のコンセプトや、佐伯高校の生徒たちにあわせた内容で実施してくださり、生徒たちも楽しく考えながら学ぶことが出来ました。参加した生徒たちにとって、卒業後や社会人になった際の参考になればと期待しています。

佐伯高校魅力化担当 地域支援員 稲田

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